GN125Hを乗っている人はだいぶ前から居る訳でもちろん色々な経験を積んで来ている。自分が何かをいじろうとした時はまずはネットで情報収集が
お決まりになっている。GNはキャブ車なのでセッティングがきちんと出ているのかが気になることもある。いちよう外車になるはずなので日本の気候にあった
キャブセッティングがされていれば良いのだが、検索してみるとやはりそうでも無いような感じであった。
よく目にするのが国内GNと同じジェット番号にするのだが自分の中では「おいおい、ちょっと待った」な事である。国内GNのキャブ径は24パイ、
GN125Hのキャブ径は26パイである。口径が大きくなるということはガソリンを吸い上げる力が、空気を取り入れる力に取られてしまい燃調が薄いほうに
なってしまう。
こんなことを書くといじらないのが利巧と思うが、4ストでキャブの口径を極端に大きくしたわけで無いのでそれほど変わることでもない。どっちつかず
の内容になってしまったが、GN125Hの26パイのキャブで国内GNと同じ102.5番手のジェットでトラブル無く走れていることから、番手を下げる効
果はあることが伺える。
「105」といってもシマノのロードコンポーネントの名称ではない、といってもいったいどれほどの人が分かるだろうか?
どうやらGN125Hのメインジェットは「ミクニ小丸」で有るようだ。証拠に「ミクニ大丸」との2ショットを御覧あれ。
そう、前回キャブを確認したときの記憶を頼りに、間違って「大丸」を買ってきてしまった。
ジェットの「大小」の違いは有るものの穴のサイズはメーカが同じなら大丈夫といった話も聞いたことがあるので、「ミクニ大丸105番手」に変更して走行し
てみる。
全体的なパワー感の変化は感じられなかったがアクセルを一気に開けたときのパワーのでかたが明らかに違う。これまではモソーォっと言った感じで有っ たのが、ソーォという感じになった(訳分からん表現だな・・・)。期待はしていないが燃費が上がってくれたらうれしいな。
有り得ないとは思うが、標準状態より薄いほうに燃調を振ったので焼きつきの原因になる可能性があることは覚悟をしておかなくてはいけない。近くの販
売店がGN125Hの販売をやめた様なので、焼きついたときは買い替えになるのかな?